#10 夏でも乾燥?夏のインナードライ肌に注意
こんにちは、QOLラボラトリーズです!
夏の厳しい暑さが続いていますね。
この時期は高温多湿で汗をかきやすく、皮脂分泌が活発になるシーズンで、肌トラブルを繰り返してしまうことも。。
肌荒れなどの夏の肌トラブルは、もしかすると「インナードライ」という“隠れ乾燥”が原因かもしれません。
そこで今回は夏のインナードライの特徴や、対策についてご紹介します。
インナードライとは?
インナードライとは、肌表面は皮脂でべたついているのに、内側は乾燥している肌の状態です。
・肌のベタつきが気になるが、頬や口元は乾燥している
・肌が硬くごわついている
・洗顔後は乾燥やつっぱりを感じるが、次第にべたつく
特に夏場は汗や皮脂でうるおっているように感じるため、気付かないうちに、上記のような症状のインナードライ肌になっていることがあります。
夏のインナードライの原因
・紫外線ダメージ
長時間紫外線を浴びると肌が水分をキープする働きが損なわれ、乾燥を引き起こす場合があります。
・エアコン
空気の乾燥も、インナードライを引き起こす一因です。
冷房や暖房が効いていると心地よく過ごせるものの、湿度の低い状態が長時間続くと、肌内部の乾燥が進行します。
・間違ったスキンケア
夏は肌のベタつきが気になることから、乳液や保湿クリームの使用を控えて化粧水だけで済ませてしまうと、化粧水で水分を補っただけではかえって蒸発しやすいために、ますます乾燥が進行します。
・睡眠不足
睡眠不足が続くと皮膚のターンオーバーが乱れて、肌荒れから乾燥を招くことがあります。
また、成長ホルモンの分泌量が少なくなり、肌の水分量が低下する恐れがあります。肌の乾燥が進むと皮脂の過剰分泌を招く可能性もあります。
インナードライの対策
① 紫外線対策をする
日焼け止めは、一度塗って終わりではなく、摩擦や汗で取れてしまうためできれば2~3時間おきに塗り直しましょう。
少しの外出や、室内の窓辺で過ごす際も忘れずに塗りましょう。
② 正しいスキンケアを行う
洗顔時にゴシゴシとこすり洗いをすると、肌にダメージを与えてしまいます。洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で包み込むようにしてやさしく洗いましょう。
洗顔後は、化粧水でしっかり肌に水分を与えたあと、乳液やクリームで油分を補うことが大切です。水分と油分のバランスを整えることで、皮脂の過剰分泌が抑えられます。
③ 保湿成分が豊富なスキンケア、インナーケアをする
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどの保湿成分が含まれた化粧水を選ぶのがおすすめです。
また、上記の成分を体の内側からのインナーケアとしてサプリメントで補うことも有効的です。
④ 生活習慣を見直す
正しいスキンケアの方法で保湿をしても、睡眠不足が続けば肌荒れしやすく、内側から水分が逃げてしまいます。スキンケアと合わせて生活習慣も見直しましょう。
就寝する1~2時間前に入浴すると、体を温めるのも良い方法です。体温が下がるにつれて眠気が訪れ、熟睡しやすくなります。
夏のインナードライ肌の原因や予防・改善の対策についてご理解いただけましたか?
汗をかきやすく、紫外線の影響を受けやすい夏は意外と肌が乾燥しやすい季節です。
スキンケアや生活習慣の対策をして、夏のインナードライ肌を改善しお肌の潤いを保ちましょう!