#85 残暑で眠れない夜に。心と体をスッと休める“寝る前5分”のリラックス法
こんにちは、QOLラボラトリーズです!
8月も後半に入り、少しずつ秋の気配を探したくなる時期ですね。
とはいえ、まだまだ厳しい残暑が続いています。
日中のうだるような暑さと、キンキンに冷えた室内の往復。
そんな毎日を過ごしていると、気づかないうちに体には相当なダメージが蓄積しています。
夜、ベッドに入っても“なんだか体が火照って眠れない”ということはありませんか?
疲れ切っているはずなのに、頭が冴えてしまって時計の針だけが進んでいく。
明日の朝も早いのに……と、焦れば焦るほど目が冴えてしまいますよね。
今回は、そんな頑張るあなたに向けて、ベッドの上でできる“寝る前5分のリラックス法”をご提案します。
なぜ?疲れているのに“眠れない”残暑のワナ

そもそも、どうして体がクタクタなのに眠りにつけないのでしょうか。
その大きな原因のひとつが、自律神経の乱れだと言われています。
私たちの体は、外の猛暑と室内のエアコンによる冷えという“激しい温度差”に対応しようと、常にフル稼働しています。
体温を調節するために交感神経がずっと優位な状態、つまり“戦うモード”のまま夜を迎えてしまっているのです。
本来なら、夜はリラックスをつかさどる副交感神経にバトンタッチしたいところ。
しかし、残暑の時期はこれがうまく切り替わらず、“体は疲れているのに脳は興奮している”というちぐはぐな状態に陥りやすいのです。
だからこそ、眠れない自分を責める必要はありません。
“今はそういう時期なんだな”と、まずは自分の状態を優しく受け止めてあげてくださいね。
頑張らなくて大丈夫。入眠前の“5分”がカギ

良質な睡眠のためには、お風呂にゆっくり浸かったり、ヨガをしたりするのが良いとよく耳にします。
でも、忙しい毎日の中で、毎晩きっちり時間を確保するのは至難の業ですよね。
完璧なナイトルーティンを目指して“やらなきゃ”とプレッシャーを感じてしまっては、かえってストレスになってしまいます。
私たちが提案したいのは、ベッドに入ってからのたった5分間のケアです。
照明を落とした寝室で、パジャマに着替え、あとはもう寝るだけの状態。
そこでほんの少しだけ、自分を労わるスイッチを押してみませんか?
特別な道具は使わず、今日からすぐにできる小さな工夫を4つご紹介します。
①ベッドの上でゴロゴロ。“赤ちゃんポーズ”で腰を伸ばす
1日中デスクワークをしたり、家事で立ちっぱなしだったりすると、腰や背中にはグッと力が入ったままになっています。
まずはこの強張りを、ベッドの上で優しくほどいていきましょう。
仰向けに寝転んだら、両膝を曲げて両手で抱え込むように胸に引き寄せます。
まるで“お腹の中にいる赤ちゃん”のように丸くなるポーズです。
そのまま、ゆりかごのように体を左右に小さくゴロゴロと揺らしてみてください。
背中や腰の筋肉が、マットレスに押し当てられてじんわりとほぐれていくのを感じるはずです。
“あ〜、気持ちいいな”と思えるペースで、1分ほど繰り返すだけでOKです。
②目元をじんわり温めて、脳のスイッチをオフ

現代の私たちは、パソコンやスマートフォンで1日中目を酷使しています。
目の周りの筋肉が緊張していると、脳も“まだ起きている時間だ”と錯覚してしまいます。
そこでおすすめなのが、目元を温めるケアです。
水で濡らして軽く絞ったタオルを、電子レンジ(600W)で30秒ほどチン。
火傷に気をつけながら少し冷まし、まぶたの上に乗せてみましょう。
✔︎ ホットタオルを作る元気もない日は?
市販の使い捨てホットアイマスクに頼ってしまいましょう!
袋から出すだけで温まるアイテムは、忙しい女性の強い味方です。
目元の血流が良くなると、全身の力もフッと抜けやすくなりますよ。
③ティッシュ1枚でOK。“好きな香り”を枕元に

香りの力は、私たちが思っている以上にダイレクトに脳へと届き、気分を落ち着かせてくれます。
とはいえ、アロマディフューザーを準備してお手入れするのは面倒ですよね。
そんな時は、“ティッシュ1枚”でできる即席アロマがぴったりです。
お手持ちのエッセンシャルオイル(精油)を、ティッシュに1〜2滴ポトリと落とし、枕元に置くだけ。
ラベンダーやベルガモットなど、リラックス効果が高いと言われる香りが定番ですが、一番大切なのは“あなたが心地よいと感じる香り”を選ぶことです。
柑橘系の爽やかな香りでも、森の中にいるようなウッディな香りでも構いません。
目を閉じて香りを胸いっぱいに吸い込めば、心がスッと凪いでいくのを感じられるはずです。
④スマホを伏せて、お腹に手をあてる“深呼吸”

眠れないからといって、つい暗い部屋でスマホをスクロールしていませんか?
ブルーライトの強い光は、睡眠ホルモンの分泌を妨げてしまうと言われています。
ベッドに入ったら、スマホは画面を下にして伏せておきましょう。
その代わりにやってみてほしいのが、“お腹に手をあてる深呼吸”です。
仰向けのまま両手をおへその上に置き、息を吸うときにお腹が膨らむのを手のひらで感じます。
そして、息を吐くときは“ため息をつくように”長く、ゆっくりと吐き出します。
ポイントは、吸う時間よりも吐く時間を長くすること。
「1、2、3」で吸って、「4、5、6、7、8」で細く長く吐き出す。
これを3回繰り返すだけで、副交感神経が優位になり、自然とまぶたが重くなってきますよ。
明日の自分のために、今日の“お疲れさま”を

残暑で体力が奪われやすいこの時期、1日を無事に終えてベッドにたどり着いただけでも、あなたは本当に頑張っています。
なかなか眠りにつけない夜は、焦る気持ちをそっと手放して、“自分のためだけの5分間”を味わってみてください。
少し背中を丸めてみたり、心地よい香りを嗅いだり、深呼吸を繰り返したり。
特別なことはしなくても、自分の体を意識して労わる時間を持つことが、心と体をホッと緩める一番の特効薬になります。
今夜はどうか、ゆっくりと穏やかな夜の時間を過ごせますように。
明日もあなたが、あなたらしい笑顔で過ごせるよう応援しています!